何故 今 細井平州なのか

細井平州先生は、愛知県東海市の平州記念館や童門冬二先生の本に詳しいが 今、何故かと言うと 構造不況に喘ぐ米沢藩を甦らせた藩主 上杉鷹山の師で有り、ケネディー大統領が尊敬した上杉鷹山の師であるからに他にありません。
構造不況と言えば現在の日本の状況と同じではないでしょうか? だとしたら先生の教えを今一度勉強するのも良いのではないのでしょうか。
代表作の「嚶鳴館遺草」を是非勧めたいですね、松下村塾吉田松陰にして「この書は、経世済民の書であり、士たるもの必ず読むべき書である」又、鹿児島土産に買う西郷隆盛座右の銘敬天愛人」の書は、先生の「敬天愛民」の思想から生まれたものです。
この教えが明治維新の志士達の思想の基礎となったのは間違いありません。
現在の政治家こそ今一度「嚶鳴館遺草」を学び直すべきであると思います。