「野芹」細井平洲

昭和10年10月10日当時の内外書房から発売された本です。

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価格は、10銭です。当時は切手送付で本が買えたのだそうです。
 真田藩士恩田木工も「日暮硯」 嘘を言わぬの一事を以て財政を整理したる始末を記す。
人物と題名は知っておりましたが中身は初めてです。
まだ読んでおりません。
最後の「富国捷徑解題」二宮尊徳の報徳社に関連する書らしいのですが こちらも未だ知りませんし読んでいません。
本題は細井平洲先生の「野芹」ですが、昔の文章で中々読めませんが?平洲記念館からもう少しわかりやすい文章がダウンロードできるので そちらをダウンロードして読んでおります。
この本は「富国捷徑解題」が本命で、次に「日暮硯」で「野芹」は付け足しの様です。
著者に対して、前島先生が当時「日暮硯」と「野芹」は写本が盛んに流行したのでセットで刊行する様ご教示されたとの序文があります。
戦前は二宮尊徳先生が主流だったようです。・・・今でもその傾向は強いですが。
この本は春先オークションで500円で落としました。・・・大変感激いたしました。