建築の祖神である天思金命

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写真は阿智神社前宮です。

天八意思金命 又の御名は天思金命 先代旧事記本記中の神代本記には、天思金命 天降信濃国 阿智祝等祖とあり、天神本記には、八意思金命、児表春命信乃阿智祝等祖とある。
この神様は工匠の神として一粒の稲籾を単位に十粒並べて一寸とし、十寸を一尺として物差しを定め、曲尺を作ったとある。建物守護の神として棟上げの主神に祀られている。
埼玉県本庄市で発見された木版軸物には、阿智神社が大工の祖と信じられる由来が掘られている。筆者は岡部藩士 柿澤靖斎 とある。忌部の祖手置帆負命、彦狭智命を左右に主神として構えている。建築の祖神でもある思金命は、長さの基準を作りそれを元に物事の基準、単位を2人の神様と共に制定されたと言われている。