ザ・ゴールデン・カップス/ファースト・アルバム

イメージ 1

イメージ 2

ザ・ゴールデン・カップス/ファースト・アルバム
このレコード程、擦れきれるまで聴いたレコードはないです。
10代後半から20代のバック・ミュージックと言ったら「いとしのジザベル」から始まり「陽はまた昇る」でもう一度燃えたものです。
自分のメモリアル・アルバムはと問われたらこのアルバムは必ずベスト3には入るでしょう。
高校1年生の頃だと記憶していますが、ヤング720に突如デビューしたばかりのザ・ゴールデン・カップスが出演し「いとしのジザベル」を歌った、それを聴いた時の衝撃は今でも忘れません。イントロといい、ギターテクニックといい、旋律を刻むドラムとベース何よりもいかにも不良という雰囲気、一変に彼らの虜になってしまいレコードの発売日を楽しみにしていたのだろう。
何時シングルを買ったのか、それが今どこへ行ってしまったか定かでないのである。
このアルバム自体最初のは赤盤だったはず、なのにこれは後に買った黒い盤である。
どうも3枚位妹の所に行っているそうです。最近解った事ですが。
いとしのジザベルのベースから入るイントロ、エディーのギターとストリングス、シングル盤では、キーボードでの演奏だと思います。変調する歌など当時あまりなかった様な気がします。プロコル・ハルムの「青い影」何か日本人向けにしてある様な錯覚する位身近に感じる演奏でした。チーク・タイムの定番曲ですが、その度にカップスが一番だと感じました。慌ててプロコル・ハルムのレコードを買いました。モジョ・ワーキングで、ポール・バター・フィールドを知りました。アンチェインド・メロディーも即レコードを買った口です。マモルのボーカルがマッチしていると思いました。ヘイ・ジョーはジミヘンと聞き比べをしたものです。
銀色のグラスは、イントロ、曲の構成そして変調、リズムを刻むベースとドラムどれを取ってもカップスそのものという感じは、今も変わりません。
マイ・ガールは丁度R&B全盛で即レコードを買いに行きました。当時かなりのバンドがコピーしていましたが、レベルが違いすぎました。サイケがブームであったのでLSDブルースや恋のあやつり人形はサイケの代名詞の様な演奏だったと思います。
「ドゥ・ユー・ノー・アイ・ラブ・ユー」はオリジナル曲なんですがベースがご機嫌で国産には、思えませんでした。A面でも売れるのではないかとさえ思わさせる曲です
。「陽はまた昇る」もドライビングなベースが印象に残る曲です。
総じてテクニックが卓越したバンドで私の好みを変えたグループでした。
サイドA
1, いとしのジザベル
2, 青い影
3, モジョ・ワーキング
4, アンチェインド・メロディー
5, 恋のあやつり人形
6, ヘイ・ジョー
サイドB
1, 銀色のグラス
2, マイ・ガール
3, アイ・フィ-ル・グッド
4, サーチン・フォー・マイ・ラブ
5, LSDブルース
6, ドゥ・ユー・ノー・アイ・ラブ・ユー
7, 陽はまた昇る
[http://www.youtube.com/watch?v=Ui1WlZ54VIE ザ・ゴールデンカップス  「いとしのジザベル」]