「経世済民」

経世済民』の略語が、経済です。小泉政権の時、竹中平蔵氏が自分の言葉の様に使っていましたが、本当は、江戸時代 奥州米沢藩主「上杉鷹山」の師であった実学派の細井平州先生の言葉です。
 それでは、自分も竹中流に偉そうに、細井先生の受け売りを !!

経済とは、経世済民の略であります。経世とは、乱れた世を整えると言うことです。済民とは、苦しんでいる民を救うということであります。ですから 経済とは、単に銭勘定だけではなくそのバックボーンに民衆を愛する政治を行うと言う姿勢がなければ成らないのです。 明治維新 松下村塾吉田松陰が教科書として座右の書としていたことはつとに有名です。 
西郷隆盛座右の銘敬天愛人」は平州の教え「敬天愛民」からであるのは、あまりにも有名であります。
明治維新の原動力となった細井平州の教えは「嚶鳴館遺草」という本を媒体として志士達に浸透していったのです。詳しくは童門冬二先生の著書を一読ください。
では、現在の政治家はどうでしょう。経世会竹下登氏も本質は違っていたしと言うよりも会の名前倒れですし、志の高い政治家を知りません。どなたかいたら教えてください。
偉そうにごめんなさい。